2022.05.17
ハイブリッドスーパーキャパシタを搭載する燃料電池レーシングカーの「Forze IX」のインタビュー動画が公開されました。(動画あり)
欧州で燃料電池レーシングカーを開発しており、ハイブリッドスーパーキャパシタ(”HSC”)を搭載しているForzeへ、HSCの搭載による効果についてインタビューを行いました。
レーシングカーに求められる性能と、実現するためにHSCの求められること、搭載により実現した効果についてコメントを頂きました。
本ブログは、動画内容を抜粋したレポートをお届けします。
Froze Mechanical Engineer Servaas Beeems氏
Frozeの燃料電池レーシングカー「Forze IX」に搭載している燃料電池スタックは、一定出力の供給が得意とし、アキュムレータと呼ばれる1.4kWhの電力量を有したエネルギーバッファを開発・搭載してます。
Frozeは、アキュムレータには武蔵エナジーソリューションズのハイブリッドスーパーキャパシタを搭載しています。
レーシングドライバーの要求は、アクセルを踏み込んだ時の素早い反応と加速性能です。また、コーナーからの立ち上がり時には、600kWのブーストが発生します
この要望を満たすために、ハイブリッドスーパーキャパシタは加速時のブーストパワーをアシストしています。
ブースㇳ以外にも、ブレーキによる回生エネルギー蓄蔵にも使用しています。
この二つの能力により、「Forze IX」はレース中の更なるプッシュを可能にしています。
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インタビュー動画:
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