やまびこ社のハイブリッド溶接機に 武蔵エナジーソリューションズのハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)を採用 〜2023年度省エネ大賞受賞製品 環境・経済性向上にHSCが貢献〜
武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)のグループ会社である武蔵エナジーソリューションズ株式会社(本社:山梨県北杜市、代表取締役社長:髙橋航史、以下武蔵エナジーソリューションズ)のハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)が、株式会社やまびこ(本社:東京都青梅市末広町1-7-2、代表取締役社長:久保浩、以下やまびこ)のハイブリッド溶接機「HDW310M-I」に採用されましたのでお知らせします。
やまびこ様のハイブリッド溶接機「HDW310M-I」は発電体とキャパシタの蓄電電力をエンジン出力補助として活用することでエンジン回転数を抑制し、従来のディーゼルエンジン溶接機と比較してCO2排出量と燃料消費量を約60%削減しています。また、エンジン回転数の最適化により、溶接作業中の騒音低減効果も提供し、従来機に比べてより環境性と経済性に優れた製品となっている点が評価されました。
【受賞の概要】
◆受賞部門
2023年度 省エネ大賞(製品・ビジネスモデル部門)「省エネルギーセンター会長賞」
◆省エネ大賞HP・プレスリリース「2023年度(令和5年度)省エネ大賞」受賞者の決定について
https://www.eccj.or.jp/bigaward/item.html
https://www.eccj.or.jp/pressrelease/pdf/231218.pdf
◆受賞製品の詳細
https://www.yamabiko-corp.co.jp/shindaiwa/special/id=13469
【株式会社やまびこ様コメント】
ハイブリッドスーパーキャパシタは大電流放電と短時間充電が可能で、断続的に大電力(大電流)を要する溶接作業に適した特長があります。エンジン溶接機のハイブリッド化において、溶接出力の補助に最適な蓄電デバイスとしてHSCを採用させていただきました。
やまびこ Web Site: https://www.yamabiko-corp.co.jp/
【株式会社やまびこについて】
株式会社やまびこは、小型屋外作業機械(刈払機、チェンソーなど)、農業用管理機械(防除機、畦草刈機など)、一般産業用機械(発電機、溶接機など)の3事業における各種製品の開発・製造・販売をグローバルに展開しており、海外売上比率は約70%を占めています。省人・省力化や再生可能エネルギー、カーボンニュートラル対応など、市場が抱える課題解決に寄与するために、高い安全性と作業性、環境技術を備えた製品・システムの開発を推進するとともに、電力サービスやロボット事業等の新規事業創造にも積極的に取り組んでいます。
【武蔵エナジーソリューションズについて】
武蔵エナジーソリューションズは、世界に先駆けてハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)の量産を開始したパイオニアです。HSCは高出力、長寿命、高い安全性などの特徴を有しており、次世代社会インフラとなるデータセンター、大型商用電動車のエネルギー効率最適化への貢献が期待されるサステナブルなエネルギーデバイスです。
武蔵エナジーソリューションズ Web Site: https://www.musashi-es.co.jp/
【ムサシについて】
武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。コア事業における電動、自動運転といった次世代モビリティ向け商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、カーボンニュートラルへの貢献を目指したエネルギーソリューション事業、更にSDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しています。
Musashi Web Site: https://www.musashi.co.jp/